山科区の春のおすすめスポットをご紹介します
山科区内の春のおすすめスポットをご紹介します。
<随心院>
まずは、平安時代の女流歌人で、世界3大美女にも数えられる小野小町ゆかりのお寺、隨心院から。
梅の名所として知られる隨心院。3月1日~4月1日まで観梅会(かんばいえ)を行っています。境内にある梅園には、およそ230本の梅が植えられています。
薄紅色のことを古くは「はねず色」といい、梅園の梅は美しい薄紅色から「はねずの梅」と呼ばれています。
▲観梅会(かんばいえ)
梅が有名な隨心院ですが、美しい桜の古木も、境内に点在しています。年によっては、遅咲きの梅と桜を同時に楽しむこともできます。
▲隨心院総門前の桜
<山科疏水>
また、今年は明治150年の記念の年でもありますが、京都の明治期の貴重な財産である山科疏水があります。四ノ宮から日ノ岡までの約4kmにわたり両岸には桜並木が続きます。特に安朱橋周辺は菜の花も同時に満開になります。
▲山科疏水沿いの桜並木
<毘沙門堂>
山科疏水から北へ足を延ばすと毘沙門堂があります。境内の随所に美しい桜を見ることができます。
▲毘沙門堂を囲うように咲く桜
たくさんの桜が咲き誇る毘沙門堂ですが、特に宸殿(しんでん)前の樹齢150年とも伝わる枝垂れ桜が満開になる姿をぜひご覧ください。
▲毘沙門堂宸殿(しんでん)前の枝垂れ桜
<勧修寺>
毘沙門堂と同じく山科区にある門跡寺院の勧修寺も桜の名所の一つです。今春、JR東海の「そうだ 京都、 行こう。」キャンペーンで取り上げられ、注目が集っているスポットです。
池のほとりに建つ観音堂を囲むように咲く桜は、池の水面に映り大変華やかです。
▲勧修寺観音堂と氷室池に映る桜
勧修寺への参詣道沿いの桜並木でも、ソメイヨシノや枝垂桜が参詣者を迎えます。
▲勧修寺参道沿いの桜並木
暖かい春の行楽シーズンには、山科の名所を巡ってみてはいかがでしょうか。
<基本情報>
【隨心院】
○拝観料/500円
○小野梅園入園料/大人500円
中学生300円
○拝観時間/9:00~16:30
○住所/山科区小野御陵町35
○アクセス/地下鉄「小野」駅徒歩約5分
○公式ホームページ/http://www.zuishinin.or.jp/
【山科疏水】
○アクセス/地下鉄・JR・京阪「山科」駅徒歩約10分
【毘沙門堂】
○拝観料/大人 500円、 高校生400円、小・中学生 300円
※団体は1割引
○拝観時間/8:30~17:00
○住所/山科区安朱稲荷町18
○アクセス/地下鉄・JR・京阪「山科」駅徒歩約20分
○公式ホームページ/http://www.bishamon.or.jp/
【勧修寺】
○拝観料/ 大人 400円,小・中学生 200円(小学生未満は無料)
※団体は2割引
※春の特別公開(3月24日(土)~4月15日(日)の間は
大人600円,小・中学生300円(小学生未満は無料)
○拝観時間/9:00~16:00
○住所/山科区勧修寺仁王町27-6
○アクセス/地下鉄「小野」駅徒歩約6分